カヤ油の効能

カヤ属イチイ科の常緑高木の果実から作られているカヤ油。

日本では縄文時代から食用として活用されてきた歴史があり、それ以降、薬用や灯火油、頭髪油、塗料など様々な用途に用いられてきました。

大正時代の植物事典「大植物図鑑」には、「日本の植物油の中で最上級」との内容が記されています。

江戸時代では天ぷらなどの揚げ物に利用され、武士の間で人気があったようです。近代化により、カヤの木が伐採され生産量が少なくなりましたが、現在でも一部の高級天ぷら店で利用されていると言います。

このページでは、そんなカヤ油の効能についてご紹介させていただきます。

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特徴

カヤ油の特徴としては、ビタミンEや、脂肪酸の一種であるシアドン酸が含まれているところです。

これらの成分がもたらす効能をみていきましょう。

ビタミンEによるアンチエイジングに

カヤ油には、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEと言えば、「若返りのビタミン」と呼ばれているほど、強い抗酸化作用があることで知られています。

その為、体の酸化を防ぐ働きがあり、老化防止に役立ちます。

その他にも、血液をサラサラにする働きにより、動脈硬化の予防にも役立ち、また、血行不良からくる肩こりや腰痛、冷え性の改善にも効果が期待できます。

脂肪酸の抑制や、コレステロール値の減少に

カヤ油には、脂肪酸の一種であるシアドン酸という成分が数パーセント含まれています。

まだ研究段階ではありますが、シアドン酸には中性脂肪を抑える働きや、コレステロール値を下げる働きがあることが分かってきています。

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参考文献

  • 植物油の事典~料理に、美容に、植物油を楽しむ~ 監修 山田豊文
  • 栄養を知る事典~栄養素や体のしくみを知って健康になる~ 監修 工藤秀樹、菊池桂子

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